| 1962年 (昭和37年) 6月9日 土曜 | 前の記事 | 目次 | 次の記事 | 
| ライヴ演奏:キャバーン・クラブ (夜)/リヴァプール | |||
  
  この日はビートルズのキャバーン・クラブのイブニング・ショーへの69回目の出演だった。このショーは、ハンブルグのスター・クラブ  
  (Star-Club)での7週間の滞在から帰った直後だったため「Beatles  
  Welcome Home Show」と名付けられた。
この帰国祝賀ショーはキャバーン・クラブの入場者の記録を塗り替える。900人のファンがビートルズの演奏を見ようとこの地下会場に押し詰められた。彼らの他にもザ・レッド・リバー・ジャズメン (The Red River Jazzmen)、ヴィク&ザ・スパイダーメン (Vic & The Spidermen)、ザ・フォー・ジェイズ (The Four Jays)、ケン・ダラス&ザ・シルエッツ (Ken Dallas & The Silhouettes) が出演している。
これは大成功だったので、キャバーンの所有者レイ・マクフォール  
  (Lay McFall)  
  はあわてて彼らの帰国公演としてブッキングし、ビートルズのショーはこれ以後12回、すべてキャバーン・クラブで開かれている。
 
    
| 彼らはハンブルグでの猛烈なセッションや移動で疲れてたと思うけど、そんなことはまったく感じさせなかった。あれは彼らの最高のパフォーマンスの1つだったね。 | |
|  
           
  |  
         
           ボブ・ウーラー  
          (キャバーンDJ)   |   
      
 
  ランチタイムショーも含めると、彼らのキャバーン出演はこれが171回目だった。
 
  ビートルズのキャバーン・クラブへの正確な出演回数は判っていない。しかし1961年2月9日から1963年8月3日までの期間に、少なくともランチタイムショーで155回、イブニングショーで125回の演奏を行っている。
| 前の記事 | 目次 | 次の記事 | 
| 録音 『Love Me Do』他  |   
        ラジオ収録 ヒア・ウィ・ゴー  |